レチノールの副作用ってどうなの?
レチノールはシワに有効な成分です。
その働きとしては、線維芽細胞に働きかけて、真皮のコラーゲンを増やしてくれるんです。
コラーゲンが増えるとお肌がプルプルになり、しわやたるみが改善します。
もともと、レチノールはビタミンAの一種で、人間の体の中にあるものです。
しかし、化粧品として使う場合、やや刺激が強いので、使い始めは効きすぎると肌がカサつくこともあります。
でも、使い続けるうちに落ち着いてきますから、大丈夫です。
レチノールについて調べてみました。
それから、しわを予防したり、改善するためにはどのような対策をすればいいのかも知りたいですよね。
目次
レチノールの副作用ってどうなの?
レチノールとは、「ビタミンA」の一種で、エイジングケア化粧品成分としては、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどの「ビタミンA誘導体」が一般的です。
レチノールには、高いエイジングケア効果が期待されています。
レチノールは「トレチノイン」という名前の医薬品として、医師のもとで処方されます。
レチノールは使い始めに、赤みやカサカサ感を感じることがありますが、だいたい1~2週間くらいで症状が落ち着いてきます。(レチノイド反応)
レチノールの働きとは?
体内で皮膚の表皮の基底層に運ばれたレチノールは、酵素によって最終的にレチノイン酸に変わります。
このレチノイン酸が、角質の代謝を促すことで、お肌のターンオーバーを活性化させます。
つまり、お肌が若返るというわけです。
レチノイン酸には、線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン線維の生成を促進させる効果があります。
なので、しわやたるみの改善が期待できます。
医薬品のトレチノイン(レチノイン酸)は非常に強い効果を発揮する反面、副作用もあります。
つまり、肌荒れのリスクがあるんですね。
トレチノインは皮膚科などで医師の処方のもと、小じわ、ニキビ、ニキビ痕、そばかす、毛穴の開き、くすみ、老人性色素斑、しみ、日焼けあとのしみ、怪我や火傷や手術後の色の改善などの治療のために処方されます。 |
※ レチノールが化粧品で使われる場合は、低濃度のため効果は低いのですが、その分副作用も少なくなります。
レチノールの効果
レチノール配合の化粧品の効果には、ターンオーバーの促進があります。
ターンオーバーにより、メラニン色素を含む細胞を表皮に押し出して、くすみやシミ、ニキビ跡を目立たなくさせます。
また、コラーゲンをつくるサポートをします。
線維芽細胞を活性化させて、コラーゲンやエラスチンを増やす作用があるので、お肌にハリやつやが生まれます。
しわが目立たなくなり、老化を遅らせることができます。(アンチエイジング効果)
レチノールの副作用とは?
とくに敏感肌ではない方でも、レチノールを使うと、肌の乾燥や赤み、かゆみを感じることがあります。
これらの副作用はレチノイド反応といわれています。
使用量を減らしたり、使い続けることでお肌が落ち着いてきます。
また、レチノール配合のエイジングケア化粧品は紫外線に対して不安定なため、使用の際には日焼け止めを一緒に使いましょう。
レチノールを使った化粧品について、こちらに詳しい記事を書いていますので、参考にしてください。
レチノールクリームの使い方|本当に効くの!?年齢肌の悩みが改善!
肌の老化の原因とは?
肌が老化する原因となるものに、紫外線の影響や間違ったスキンケアなどがありますが、老化を進める最大の原因は「活性酸素」といわれています。
鉄がさびたり、皮をむいたリンゴが茶色くなったりするのは酸化が原因です。
人の体の細胞を酸化させてしまうのが「活性酸素」なんです。
「活性酸素」によって、肌がさびつくことが、老化の最大の原因になります。
実は、酸素を吸って呼吸をするだけでも、活性酸素が発生します。
つまり、生まれてきた時から生きていくうえで、老化は避けて通れないものなのです。
活性酸素を増やすものに、ストレス・たばこ・食品添加物・油っこい食事などがあります。
抗酸化物質
抗酸化物質を摂るのがしわ予防の秘策です。
しわ予防をしたければ、肌老化の原因となる活性酸素を除去する「抗酸化物質」を摂ればいいというわけです。
皮膚の中にある抗酸化物質が、紫外線が生み出す抗酸化物質を除去しています。
しかし、年齢とともに減っていくので食べ物から抗酸化物質を補う必要があります。
ビタミンA・C・Eはとくに抗酸化力に優れた栄養素です。
ビタミンA・C・Eをまとめて摂れば、抗酸化作用の相乗効果が期待できますよ。
取りたい栄養素
ビタミンA
うなぎ、モロヘイヤ、ニンジン、春菊、ホウレンソウ、かぼちゃ、ルッコラ、にら、チンゲン菜、赤パプリカ |
ビタミンC
赤パプリカ、黄パプリカ、菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、ゴーヤ、ピーマン、とうみょう、かぼちゃ、ミニトマト |
ビタミンE
アーモンド、ツナ缶、たらこ、モロヘイヤ、かぼちゃ、うなぎ、赤パプリカ、アボカド、ホウレンソウ、するめいか |
ビタミンA・C・Eを含む食材を使ったレシピでお料理をすれば、抗酸化物質でしわを予防することができます。
レチノールの副作用 まとめ
レチノールはビタミンAの一種で、もともと人間の体の中にあるものです。
化粧品として使う場合に、副作用として肌がカサつくことがあります。
でも、使い続けるうちに落ち着いてきますから、大丈夫です。
レチノールが配合された化粧品を使って、しわを予防してください。
コラーゲンが増えると、お肌はぷるぷるになります。
レチノールについて、こちらに詳しい記事を書いていますので、参考にしてください。
レチノールクリームの使い方|本当に効くの!?年齢肌の悩みが改善!
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